「楽天証券で投資信託を買うとポイントがもらえるってあったけどどうやるの?」
「裏技を使えば還元率3%って聞いたけどどういうこと?」
ここではそんな疑問にお答えします。

楽天証券でつみたてNISAを始め方から終わらせる方法までのおおざっぱな流れはトップページで書いています。




ポイント還元がある引き落とし方法は「楽天カード払い」と「証券口座」

ポイント還元がある引き落とし方法は楽天カード払いと証券口座払いだけです。
それ以外の支払い方法ではポイントが付かないので気を付けてくださいね。
それぞれの詳細は以下のようになっています。

楽天カード払いの詳細

楽天カード払い

楽天証券では引き落とし方法で楽天カードクレジット決済が選べます。
他のクレジットカードでは支払いができないので注意してください。
楽天カードは100円の支払いごとに楽天スーパーポイントが1ポイント付きます。
そのため、この方法だと還元率1%となります。
ただし、積立の頻度は月1回のみ。
そのうえ、毎月1日と指定されているため積立頻度の自由度が低いのがデメリットです。


メリット
・購入金額によらず還元率1%

デメリット
・積立方法が毎月1日に積立しか選べない(支払い日は楽天カードの引き落とし日の27日)
・楽天カードを作る必要がある

証券口座払いの詳細

証券口座払い
証券口座支払いは証券口座にあるお金で支払う方法です。
通常、証券口座から支払っているだけではポイントは何も貯まりません。
しかし、楽天証券口座と楽天銀行口座と連携するマネーブリッジを利用しているとポイントを貯めることができます。
なぜ貯めることができるか書いていきます。
マネーブリッジを設定していると、楽天証券口座での不足分を、楽天銀行口座から自動で楽天証券へ入金します。(手数料は無料)
また、楽天銀行では振り込むたびにポイントが貯まる制度があります。
この二つの制度よって積立投資でポイントが貯まります。
具体的には以下のような感じです。

積立投資で投資信託を買う
お金を払いたいが、楽天証券口座にお金がない
マネーブリッジにより楽天銀行から楽天証券へ自動入金(手数料無料)
楽天銀行から振り込みが行われたため、ポイントが貯める

また、マネーブリッジを設定していると楽天銀行の普通預金金利が年率0.1%とメガバンクの100倍になるのもメリットです。
マネーブリッジの設定方法は以下のページでまとめているのでぜひどうぞ~

ここで貯まるポイントは楽天銀行でのステージによって変わります
以下が各ステージの条件と、1回の振込でもらえるポイントです。
ステージ条件の取引数は一ヵ月での件数です。
ハッピープログラム
VIP以上だと1回の取引で3ポイントたまることがわかります。
楽天証券の最低投資金額が100円なので、1回の取引で3ポイントもらうと還元率3%になります。

「月に20回も取引しないよ」って思った方、毎日積立ならすぐですよ


積立投資で毎日に設定していればすぐになれますよ。
毎日投資を設定していると1銘柄当たり月に少なくとも17回は支払いがあります。
2銘柄にすれば最低34回/月。
これならVIPどころか最高ランクのスーパーVIPになり、月にATM手数料が7回・他行振込が3回無料までついてきちゃいます。
この方法だと2銘柄以上の投資をすることになり、毎日最低でも200円の投資をすることになるのでそこがデメリットです。



メリット
・最大還元率3%
・積立方法が毎日~毎月まで自由に選べる
・楽天銀行口座での普通預金金利が年0.1%になる(マネーブリッジの特典)

デメリット
・最大限の還元率にするには楽天銀行でVIP会員以上になる必要がある
・楽天銀行の口座を持っている必要がある 
・楽天証券口座と楽天銀行口座の連携(マネーブリッジ)がやや面倒
・楽天銀行口座に入金しておく必要がある

お得な支払い方法を選ぶポイントは銘柄数と1か月当たりの投資金額

ここまでくるとどちらがお得か気になりますよね。
結論から言うと、ひと月の1銘柄当たりの投資金額で変わります。
具体的な金額は以下のようになります。
ここでは楽天銀行の自動入金が3ポイント/回(VIP以上)であることを仮定して話をしています。

100円~300円、2000円~6000円:証券口座支払い
それ以外:楽天カードクレジット払い

なぜこうなるか説明します。(面倒な方は飛ばしてください)
楽天カードの方は還元率1%となっているので、証券口座払いで還元率が1%以上になる条件を探します。
証券口座払いはマネーブリッジのおかげで、1回の支払いに対して3ポイント付きます。
この時に還元率が1%以上になる支払いは1回当たり~300円となります。
月に1度しか投資しない場合は最低投資金額の100円~300円までだと証券口座払いの方がお得だとわかりました。
ただ、証券口座払いでは毎日投資もできるのでこの場合も考える必要があります。
毎日投資だと、平均して1銘柄当たり毎月20回の取引があります。
これを考えると毎月2000円~6000円の時も証券口座払いの方がお得だとわかります。

おすすめは証券口座引き落としで1銘柄当たり毎日100円で2銘柄以上の投資 これなら還元率3%!

特にこだわりがない方は証券口座引き落としで1銘柄当たり毎日100円で2銘柄以上の投資にすることをおすすめします。
この方法なら楽天銀行のステージがスーパーVIPになり、100円当たり3ポイントで還元率3%となります。
僕のこの方法で投資をしていますが、毎日ポイントが増えていくさまは見ていて楽しいです。
マネーブリッジの設定方法は↓の記事でまとめています。
楽天銀行と楽天証券の連携(マネーブリッジ)の設定方法

「1銘柄だけにしたい」「1銘柄で毎日100円だと物足りない」って方、裏技あります


実は、楽天証券では分配金コースを別コースにすることで別の銘柄とカウントされます。
分配金コースは「再投資型」「受取型」の2つなので、分配金コースを変えれば1つの銘柄で2銘柄分でカウントされてしまいます。
この方法を使えば1銘柄だけの投資でもスーパーVIPになれますし、毎日1銘柄当たり200円投資しても還元率3%にすることができます。
ぜひ、試してみてください。

まとめ

楽天証券でのつみたてNISAではポイント還元がある購入は以下の2つのみです。
・常に1%還元の楽天カードクレジット払い 
・最高3%還元の証券口座払い(楽天銀行とのマネーブリッジ設定が必要)

どちらがお得になるかは、1月当たりの1銘柄の投資金額で以下のように変わります。
100~300円、2000円~6000円/月:証券口座支払い
それ以外:楽天カードクレジット払い

特にこだわりがないなら証券口座支払いで毎日1銘柄100円で投資することをおすすめします。
マネーブリッジの設定方法は↓のページにまとめています。
楽天銀行と楽天証券の連携(マネーブリッジ)の設定方法


楽天証券でつみたてNISAを始め方から終わらせる方法までのおおざっぱな流れはトップページで書いています。